2020.8.8  令和2年度「ラムサールびわっこ大使」第1回事前学習会が行われました

今年で13年目を迎える「令和2年度・ラムサールびわっこ大使」事業。

コロナの影響で1か月以上遅くなったものの、県内各地から選ばれた8名の大使とともに、元気に活動が始まりました。

今年度のテーマは「琵琶湖をめぐる農業・漁業の現場から「自然と共生する暮らし」を学ぶ」。

世界農業遺産への登録を目指す「琵琶湖システム」の現場を3回に分けてまわります。

 

第1回の学習会は、「魚のゆりかご水田」と「鮒寿司」がテーマ。

東近江市の「栗見出在家魚のゆりかご水田協議会」の皆様に取り組みについて教えていただいた後、貴重な「魚のゆりかご水田米」で、7キロのニゴロブナを漬け込みました。

 

マスク・手袋着用、頻繁なアルコール消毒に、三密回避・・・と、対策に苦心しながらも、ゆりかご水田米のロールケーキをごちそうになったり、旬のビワマスの刺身や湖魚の佃煮、もぎたてのトウモロコシなど、「知識」だけでなく「お腹」もいっぱいに満たされた1日。

 

大使たちからは「忘れられない1日になった」「琵琶湖の魚を他の人にも紹介したい」「愛情を持たないと、こんなにも「守りたい」「伝えたい」という思いは出てこない」など、様々な感想が寄せられました。

 

お世話になった地域の皆様、講師の先生、ありがとうございました。

 

栗見出在家では、自治会全体で魚のゆりかご水田に取り組まれています
栗見出在家では、自治会全体で魚のゆりかご水田に取り組まれています
琵琶湖から水田に上がる「階段」を作る仕組みを学びます
琵琶湖から水田に上がる「階段」を作る仕組みを学びます


ビワマスの刺身に興味津々
ビワマスの刺身に興味津々
特大の子持ちブナと雄ブナ1匹ずつを担当してもらいました
特大の子持ちブナと雄ブナ1匹ずつを担当してもらいました

滋賀短期大学の中平真由巳先生にご指導いただきました
滋賀短期大学の中平真由巳先生にご指導いただきました
フナが青光りするまで丁寧に磨いていきます
フナが青光りするまで丁寧に磨いていきます

貴重な卵が出てこないように、丁寧にご飯を詰めました
貴重な卵が出てこないように、丁寧にご飯を詰めました
最後まで元気いっぱい。おつかれさまでした。
最後まで元気いっぱい。おつかれさまでした。
おいしく漬かりますように・・・
おいしく漬かりますように・・・