【びわっこ大使】2022年1月29日 交流会が実施されました

 

2022年1月29日(土)。

琵琶湖博物館で、ラムサールびわっこ大使の「交流会」が実施されました。

 

 

「湖国の未来を担うこどもたちの育成」を目的に始められたびわっこ大使事業は、今年で14年目を迎えます。

その中で毎年1度必ず行われているのが、OB、OGと現役びわっこ大使との交流会。

昨年同様、今年も新型コロナウィルスの影響で半日のワークショップを行いました。今年は12名のOB、OGが会場に来てくれました。

 

まずは滋賀大学名誉教授で、第1回のびわっこ大使からずっとこどもたちを見守って下さっている川嶋宗継先生のによる歴代びわっこ大使の活動紹介から始まりました。

 

 


続いて、中村大輔先生によるアイスブレイクです。

「あなたが一番好きな琵琶湖の生き物は?」という問いに、大使たちが答えを書いた後、講師・スタッフが一人ずつ「大使が何と答えたか」を予想していきました。大人たちからは「アユ」「ニゴロブナ」「ビワマス」「ビワコオオナマズ」などの予想が出ましたが、大使たちの答えで一番多かったのは21名中12名が挙げた「ビワマス」で、理由は「おいしいから」でした。歴代の大使たちにとってびわっこ大使の活動で食べたビワマスの味は未だに忘れられない思い出となっていることが分かりました。

 



アイスブレイクで会場が和んだ後、今回のメインテーマである『MLGs(マザーレイクゴールズ)』について、滋賀県琵琶湖保全再生課 一伊達さんから13のゴールについて詳しく説明していただきました。MLGsという言葉を聞いたことがないと答えるメンバーが多く、みんな真剣に耳を傾けていました。


MLGsについて学んだあとは、個人ワークです。「琵琶湖と共生していくためにわたしが大切にしていきたいと考えること」について、最も順位が高いと考えるものを頂点に、ピラミッド型に配置し、選んだ理由をワークシートに記載します。



 

今度は、5つのグループに分かれてのワークの時間です。各グループのリーダーに指名された先輩びわっこ大使が、グループ内のコミュニケーションを盛り上げていきました。Zoom参加してくれた3名も、しっかり個人ワークに取り組んで、堂々と発表してくれました。

 




 

最後にグループワークの結果を、各リーダーが発表しました。グループ内で意見交換する中で、13のゴール1つ1つのつながりを意識して多様なとらえ方ができていて素晴らしいと講師の先生方も感心していました。



 びわっこ大使の先輩の活躍を間近で見て、今年度のびわっこ大使たちもいい刺激を受けたのではないでしょうか。

新型コロナによる影響で、会場に来られなかった大使たちには大変残念でしたが、来年はOB、OGとして交流会に参加してくれることを楽しみにしています。

 

びわっこ大使の今年度の活動も残すところあと1回!

全員揃って笑顔で今年度の活動を締めくくれますように。