11月20日、琵琶湖博物館にて第3回事前学習会が開催されました。
今回の学習会のテーマは、「水鳥にとってのびわ湖の価値を学ぶ」「湖国の食事を学ぶ」です。
琵琶湖博物館 亀田佳代子上席総括学芸員から双眼鏡の使い方をレクチャーいただき、樹幹トレイル・ホワイトビーチにて水鳥の観察を行いました。琵琶湖では今年1月の記録データによると39種97,345羽の水鳥が観察されています。子どもたちも双眼鏡をのぞきながら水鳥の種類を調べていました。
水鳥観察の後、亀田上席総括学芸員から「ラムサール条約と琵琶湖」についてお話を聞かせていただきました。 人にとっても生き物にとっても湿地は大切な場所で、保全再生・賢明な利用・交流学習の3つの柱が特徴であることを学びました。
昼食はびわっこ大使ならではの「湖魚づくしのお弁当」をいただきました。
青空の下、芝生の上でビワマスのフライやワカサギの天ぷら、鮒ずしの飯が隠し味のポテトサラダなどびわ湖の幸を堪能した大使たち。
午後からは「湖国の食事」企画展を大久保実香主任学芸員にご解説いただき、滋賀県に古くから受け継がれてきた伝統食の素晴らしさを改めて学びました。自分の食べているものが琵琶湖や地域の田んぼにつながっていること、固有種の魚を食べること、干す・漬けるなどの独自の豊かな食文化を誇りに思い12月の福井県での県外派遣ではびわ湖の良さを三方五湖の子どもたちに伝えたいという思いを強くした大使たちも多いことでしょう。県外派遣の発表原稿作りでは、大使たち自ら真剣に議論を交わしていました。
次回はいよいよ福井県三方五湖にて2泊3日の県外派遣です。
お世話になった琵琶湖博物館の皆様、講師の先生、本当にありがとうございました。
樹幹トレイルから水鳥観察。オオバンなどが見られました。
双眼鏡の使い方も慣れてきて、様々な水鳥を観察できました。
亀田学芸員からラムサール条約と琵琶湖についてお話を聞きました。真剣にメモをとる大使たち。
お待ちかねの昼食は湖魚づくし!!
普通のお弁当を想像していた大使たちはビックリしていました。
「湖国の食事」企画展の展示解説で大久保学芸員のお話にメモをとる大使たち。
福井県での活動発表に向けて、大使たちはそれぞれが伝えたいことをまとめました。
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