【ヨシ学習】野洲市・中主小学校の4年生とヨシ植えをしました

 

2020年11月27日。

11月の末とは思えない汗ばむような日差しの下、中主小学校の4年生の皆さんと「ヨシ植え」をしました。

 

 

   

中主小学校では10年以上前から「琵琶湖を守ろうプロジェクト」に取り組まれ、

学校でヨシの苗を育て、琵琶湖岸に植える活動を続けています。

 

今年は7月2日にみんなでポット苗を作り、地元の「びわ湖の水と地域の環境を

守る会」や野洲市の職員の皆さんと一緒に大切に育てました。

(左は、ポット苗づくりの時の様子)

 


ポットを作って5か月近く。

立派に育った苗を、いよいよ琵琶湖岸に植える日がやってきました!

 

まず、校長先生のお話の後、こどもたちの代表が「琵琶湖を守ろうプロジェクト」について発表しました。

支えてくれる地域の人たちへの感謝。

琵琶湖の水をきれいにしたい、沢山のいきものを育むヨシを守りたい、という強い思い。

しっかりと自分たちの言葉で語るこどもたちの表情は、真剣そのものです。

 



 

いよいよ、植付の時間。

先生に名前を呼ばれ、自分の「苗」を受け取ったこどもたちが、誇らしげに琵琶湖岸を行進していきます。

 




 

あらかじめ地元の皆さんが掘って下さった穴の中に、ビニールポットを外した苗をそっと下ろし、丁寧に砂をかけます。

「大事なヨシ、元気に大きくなってね」と声をかける子たちの姿も見られました。

 

 





 

 

植付が無事に終わると、こんな光景も。

水辺を好むのは「ヨシ」だけではないようです。

 

 「琵琶湖が近いといっても、こんな風に直接触れる機会は案外少ない。こういう経験はとても貴重」と、地元の方。

「ここの小学校のこどもたちは、いつも地元の人たちに見守られて育つ。「ちゅうずっ子」は幸せです」と、校長先生。

 

人と人、人と自然のつながりが育む1日のお仲間にいれていただき、ありがとうございました。